1. 連続式炭化装置

製品情報

連続式炭化装置

ごみ処理と資源の生産をひと繋ぎ。廃棄物のリサイクルと自然な農業の間にループを生み出すプラントです。

  • 連続式炭化装置
  • 連続式炭化装置

特徴

  • 特許方式を駆使し、高水分の原料でも低ランニングコストでの炭化処理を実現。
  • 生産した炭は燃料や土壌改良材のほか、自然肥料として利用可能。
    オプションを使用して回収できる木酢液も農業や畜産に有効。
  • 病原菌なども高温処理により徹底処理。
  • 平成23年度、石川ブランド優秀新製品に認定。

特にオススメの使用場所

自治体、農協、浄化センター、汚泥処理場、養鶏場、牛舎、離島、野菜市場、食品工場など

納入事例

  • 養鶏場から出る鶏糞を自然肥料に
    お荷物だった鶏糞。臭いのない自然肥料として売れるものになりました。

    国内のある養鶏場では、1棟に10万羽以上の採卵鶏が飼われています。日々生み出される何トンもの鶏糞は、その処理コストが経営者の重い負担になっていました。これまでに堆肥化などが試みられたものの、鶏糞の臭いや農業効果から買い手が中々見つからず、また完熟までの期間の長さから利益の出るものにはなっていませんでした。明和の炭化装置導入後は、鶏糞炭を自然肥料として実際に価格をつけて売ることができるようになり、処理コストを大幅に削減することを実現できました。

  • 沖縄の離島で資源循環するモデルを追究
    沖縄のとある離島。小さな島の中で資源循環するモデルを追究。

    沖縄のある島では人口5万人ほどが暮らしています。本土から遠く離れた場所のため、循環型社会のモデルを構築することは島の未来にとって重要でした。ここでは年間5万トンものサトウキビの搾りかす(バガス)が未利用あるいは焼却処分されていました。また、サトウキビの生産は盛んでありながらも、化学肥料の使いすぎにより土壌劣化が起き、生産性が低下しつつありました。この島では地元の大学と自治体、及び明和工業がパートナーを組んで炭化装置を用いたプロジェクトを実施。バガスから作った炭と酢液が有効にサトウキビの育成に利用できることを明らかにしました。

仕様

MES50MES200MES500MES1000
原料下水汚泥、家畜排泄物、水産加工残渣、木質系廃棄物等のバイオマス資源
炭化処理能力 [kg/h]502005001,000
設置サイズ [mm×mm]6,000×8,00010,000×12,00010,000×20,00015,000×45,000
電力 [V]200
電力量 [kW]7〜1515〜2530〜4040〜50
燃料灯油、軽油、重油、LPガス、都市ガス、乾燥バイオマス(ペレット、木材チップ、薪など)
燃料消費量 [ℓ]Max 15Max 40Max 60Max 90
加熱温度帯 [℃]300〜600
備考仕様及び能力は、原料・水分率・気候等により変動します。詳細はお問い合わせください。