お知らせ
明和工業からのお知らせ
2017.09.05
【開催報告】アフリカビジネス展開支援セミナーをJICA北陸と共催しました
8/30(水)、JICA北陸と共催し
「中小企業海外展開支援セミナー~アフリカとのビジネスパートナーシップを目指そう!~」
を開催しました。
■アフリカ市場にも通用する金沢のものづくり企業
石川県金沢市は、機械・繊維などの専門分野における高い技術をもち・業界トップシェアを誇る「二ッチトップ企業」が、3大大都市(東京、大阪、愛知)に次いで多い地域です。 グローバル市場で通用するニッチトップ企業ならではの、技術・ノウハウ・柔軟性を最大限に活用し、”魅力的ではあるが安易ではないアフリカ市場”へ挑戦中の企業が、この地域で生まれ始めています。
本セミナーでは、地方のものづくり企業のアフリカ進出促進をねらいとして、JICA北陸とともに北陸を中心とする中小企業や事業実施者を対象として開催しました。
■セミナーの内容:弊社のアフリカへの挑戦ストーリーも紹介
当日の第1部ではJICA現地事務所による、モロッコやサブサハラ各国の最新情勢や投資環境について講演がありました。
また、アフリカで現在進行中の最新ビジネス事例として、JICA民間連携事業を活用した弊社のケニアにおけるバイオマス炭化装置を用いた生ごみなどの有機廃棄物処理プロジェクトをケースとして紹介しました。プレゼンでは、金沢の伝統的なものづくり中小企業が、アフリカ市場へ進出するに至った経緯や、炭化技術を活用して目指すアフリカの循環型社会実現への道筋、そしてプロジェクトを実施するうえで今直面している課題等を紹介しました。
■アフリカ各国の若手によるビジネスの場としてのアフリカ紹介
&座談会
プログラム後半では、アフリカ現地からの生の声として、自国の投資環境や今後注目されるビジネスシーズについて紹介しました。これを行ったのは、弊社にて現在インターンシップ中の、今後アフリカ市場を牽引する各国の若手8名です。
その後に続く産業別テーマに分かれた座談会では、各テーマを専門とするアフリカ研修生と日本人参加者が車座になってざっくばらんに語り合う、ビジネスマッチング(ネットワーキング)を実施しました。参加者からは、自身のビジネスのアフリカ展開を見据えて、具体的な質問をしている姿が多々見られました。
セミナー自体は、当日70名を超える参加者が集い、前半・後半あわせて4時間に及びましたが、最後に向かうほど熱気あふれる場となりました。
■メディア掲載
本セミナーにつきまして、北國新聞、北陸中日新聞およびJICA北陸のFacebookにて掲載頂きました。
※ABEイニシアティブ:日本政府が主導となり、 5年間で 1,000 人のアフリカの若者を日本へ招聘し、①日本の大学・大学院での調査・研究、及び、②国内企業での実践型インターンシップの2つの機会を提供するプログラム。弊社では、昨年に引き続き今年もアフリカ各国からの研修生を受け入れており、今年は長期・短期併せて29人が、炭化技術を活用したゴミ処理問題や環境循環型社会について学びあいます。※本プログラムについては改めて別途紹介予定です。